理事長の独り言の最近の記事

第3回共同連東北ブロック&マラソントークに登壇。

被災地で悪戦苦闘されている方々との新たな出会いに感謝!

関東ブロックと東北ブロックを繋いでいくことの大切さを痛感。

翌日鶴岡を訪ねる。

山形月山福祉会の石川さんのダイナミックな事業創造の現地を多摩のあしたやの長尾さんと視察。

若い世代に何をどう残していくのかが共通のテーマ。

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理事長の独り言)スタディーツアー

中央大学ボラセンのコーデイネートによるスタデイツアー(2016年5月29日)。

公務労働に関心のある学生たちに「公務労働の見直しには自らのボランテイア体験が不可欠」との持論を語る。

 

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理事長の独り言)やまぼうし視察ツアー

やまぼうしの視察ツアーが連続しています。

このところ、厚労省職業安定局、法政大大学院、社会福祉法人翔の会、実践女子大が続いてきました。

次は、農福連携と環境保全事業をテーマにした神奈川の相模原市と城山湖観光協議会の視察ツアーのオファーを受け、準備に入っています。

重層的なネットワークの形成において、相互の現場視察はとても意義のあることで、可能な限り立会うようにしています。

そうしていたら、先日連続開催した法人の研修会の感想・意見に「法人内の事業所視察会を実施して」が寄せられていました。確かに、隗より始めよ!ですね。

法政大大学院公共政策学科連帯社会インスティテュートの「やまぼうしスタデイツアー」の1日(2015年10月31日)。

前日深夜までかかって、資料集を作成して臨んだ。

やまぼうしの事業拠点めぐりをしながらのフィールドワーク。

まずは、法大多摩キャンパスでの「産・官・学・民の大学プラットホームの取り組み」を進めている「多摩地域交流センター」と「大原社会問題研究所」、「やまぼうしエッグドームカフェ」での活動の現況を視察。

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カフェでの昼食にはみなさんとても好評で、市ヶ谷キャンパスでも開店してとの声も。

次いで、やまぼうし平山台で、「セントラルキッチンを10月から就労A型に移行した取り組みと今後の事業展望」を。

ユギムラ牧場では「若者の新規就農と農福連携事業」の進展状況を。

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JR豊田駅前のアンテナショップ「kupli」では、「地場産品と共同連の特選品の販売促進事業」を。

日野市生活就労支援センターでは、「就労ボーダー層とりわけ発達障害と精神障害の方の相談に対応できる働く場の確保の必要性」を。

日野ふれあいの森市民ホールでは、「公民協働の場」として経営しているふれあいの森カフェの見学を。最後の「ひの市民活動支援センター」では、地域関係者に参加していただいての交流会。

NPO分野ではNPO法人化した「ひの市民活動団体連絡会」の湯口理事長から「中間支援組織」としての活動の現状と今後めざしていること。

 

労働組合の地域活動分野では「コニカ・ミノルタ労組」出身の鈴木日野市議より、「小学校区での地域力を発揮した防災・減災マニュアルと避難所づくり」活動。

協同組合分野では、生活クラブ運動インクルーシブ事業連合の平岡事務局長から「市民版・地域包括ケアシステムで団地再生を!」の活動報告をいただいた。又、市民活動センターでのやまぼうしの障害当事者の運営参加協力活動も報告された。

今回のスタデイ・ツアーは、大学院関係者14名が主体だったが、「地域での連帯社会をどのように構築していくのか」に共通目標としている、社協のコーディネイター・研究者、他大学のボランティアセンター関係者・市会議員も多く参加され総勢32名の方との率直な意見交換が出来、多くの出会いも生まれました。ふれあいの森カフェのパーテイ食での懇親会が終わったのは18時でした。 

 

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皆様1日、お疲れ様でした。

 

 

素晴らしかった 「アール・ブリュット立川 2015」 於 立川伊勢丹

「アール・ブリュット」とは、「加工されていない生(き)のままの芸術」という意味のフランス語。

英語では「アウトサイダー」と称され伝統や流行教育などに左右されず自身の内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術とのことで、どれも「表現の可能性」「人の果てしない想像の力」を圧倒的な力で体感させてくれる。

素敵な作品を見ながら、人間労働の源泉はアートだと確信。

立川実行委員長の松崎ゆかりさんとお会いし、来年は日野で開催することで合意。開催までのプロセスを大切していこうということを語り合う。

こういう企画は疲れを吹き飛ばしてくれるな。 

 

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月曜の夜は、渋川智明先生の「NPOと事業創造」論。

今回は「NPO法と公益」がテーマ。 

公益性についての法的定義は、なんと明治民法で改定されずに残った公益法人についての34条(1896年)の条項に依拠している。

そこでは「祭記、宗教,慈善、学術、技芸其他公益二関スル社団又は財団二シテ営利ヲ目的トセサルモノハ主務官庁ノ許可ヲ得て之オ法人ト為スコトヲ得」とある。「活動内容の公益性」は、時代や情勢、判断する主体との関係性で決まってきている。「不特定かつ多数のものの利益の増進」は、日本では「高齢者介護、子育て、障害者支援など社会の安定性との関係性」で定められているが、アメリカで最大の公益法人である「全米ライフル協会」は銃所持を公益と認め、税制優遇を受けている。公益性の判断基準を今一度考える夜だった。

帰宅後、先生から紹介された「NPO最前線 岐路に立つアメリカ社会」レスターM.サラモン著を読む。

第1章の「非営利セクタ―の現在」の「アドボカシー及び問題の識別」に注目させられた。「NPOは、みずから問題解決を図るだけではなく、より多くの人々の関心を社会問題や必要性に向けさせるメカニズムとして重要な役割を演じている。

この意味で、NPOは表現の自由というもうひとつの重要な価値を強くサポートしている。

われわれの住む複雑な社会では、表現の自由は、個人が個々の声を集め、より効果的なものにするという、結社の自由と結びつかない限り、ほとんど実質的な意味を持たない。NPOは、これを実現するための重要な手段の一つなのである。 

実際、過去50年余りにわたり、アメリカの社会に活力を与えてきた社会運動や政治運動ー婦人参政権運動、労働運動、公民権運動、環境保護運動、男女同権運動、それから今日の保守化運動ーのほとんどが、NPOを通じて運営されてきた。

重要な社会的・政治的関心を浮かび上がらせることにより、NPOは、巨大なそしてしばしば劇的な社会の地殻変動の中で、アメリカ民主主義を守り、社会的な平穏を維持するための一種の社会の安全弁の役割を果たしている」ことが強調されていた。

「アメリカの非営利セクターは、1993年において、団体数130万、経常支出の合計は5000億ドルにのぼり、全病院の半数、全大学の半数、オーケストラのほとんどすべて、社会サービス提供団体の60%、市民団体のほとんどを占めている。」アメリカの非営利セクターが建国前から積み重ねられてきた事業創造の歴史的層の厚みを再認識させられるとともに、NPOの生命線が【アドボカシー】にあることを大切にしていることも学んだ。

いいね!「結の会」で地域通貨を使う「てんぐ市」

共同連の地域通貨できるといいのにな!

 

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学びあいの秋を迎えた! 三題

院も後期に入り、前期の概論から各論での踏み込んだ内容でなかなか興味深い。

9月24日の6・7限は栗本昭教授の「協同組合・非営利組織の法制度」で「イタリアの社会的協同組合の制度的枠組み」もふれられた。

共同連を通じて基本的情報は得ていたが、「地域事業連合」と「協同基金」が大きな役割を果たしていることを初めて知る。

全国レベルの事業連合と経営資源の乏しい小規模な社会的協同組合の支援組織が、20州中19州に79の地域事業連合があるとのこと。

スタッフの教育・訓練、法律税務相談、公共受付契約、国内・EUの公的資金の獲得による社会的協同組合の仕事の配分の業務を担っている。イタリアの社会的協同組合 の底力のカギと思う。

9月25日の午後は、法人本部で慶応大経済学部の「日野市多摩平まちづくり研究班」の調査研究に応対する。

なぜ、やまぼうしが社会福祉法人化の道を選ばず、まちづくりNPOとして事業化してきたのかの基本的視点を説明した。

特に1995年に多くの市民と共にまとめあげた「市民版ひのまちづくりマスタープラン」がこの20年間のまちづくりのベースになっていて、多摩平団地の建て替え問題についても住民サイドからの様々な提言を行い、現在の緑豊かな団地のレイアウトが市民参画で実現できた歴史を語った。

「脱福祉のやまぼうし」の話には目を丸くして聞き入っていた彼らがどのようなレポートをまとめるのか楽しみだ。

夜は山岸教授の「NPOとソーシャルチャレンジ論』を受講。E.Tボリスの『NPOと政府』が課題図書だがなかなか手ごわいぞ。

9月26日の午前は「NPO特論?」で『市民社会とは何か~基本概念の系譜』がテキスト。

序章と第1章のレポートを行うが寝不足だ。午後は「連帯社会」連続講座の第1回で、日本女子大の高木郁郎名誉教授の「共助と連帯」の講演。「日本国憲法にみる福祉の2つの次元と問題点」「いわゆる労働三権を超える団体行動としての共助」などかなり踏み込んだサードセクター構築に向けた課題提起をいただいた。

5限の「NPOの会計」は教官の都合で休講、正直ホットした。業務も課題山積。気愛だ!気愛だ!

 

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法大多摩キャンパスの学生サークル「Community Field 」がしっかり地域に根を張ってきていて頼もしい。

エッグドームカフェ協議会の活動でもいろいろ協力していただいてきました。

これからも「農あるまちづくり」にいい汗流そう。

「CFは大学周辺の相模原市の城山地区にある畑において、有機農法による野菜の栽培をし、学生に農業をより身近に感じてもらうこと、多摩キャンパスにおける学生交流の場を作ることを目的として活動しているサークルです。

「Community Field は、夏季期間、小松の農地での夏野菜収穫に加えて、8/27城山夏祭り『川尻八幡宮御祭礼』に、つながりプロジェクトとともに参加しました。」

 

理事長の独り言)出張販売の助っ人に!

多摩センター、東京海上本社ビルロビーでの弁当・パンの出張販売の助っ人に。

看板娘とのツーショット。

実質40分で完売、4万5千円の売り上げ。

競合する弁当屋さんより80円高い単価だが、いつも先に売り切れ、連日完売の人気だ。

毎日4種の手作り弁当と焼き立てパンを出品している。

作り手も売り手も、買い手も笑顔がうれしい。

 

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理事長の独り言)旧友との再会

旧友との再会ができました。

1970年からのめりこんだ障害者施設改革の想いを共有した西川さんが、九州からわざわざ上京された。

早朝から古巣だった施設を再訪し、日中は就労A型事業所開設にともなう東京都の現場視察の立会に同行してもらった後、夕刻から相模原公園近くの森でどんぐり源さんと合流し、どんぐり拾いに。

源さんの作業場で縄文談義と今後の「どんぐり食品化事業プロジェクト」の事業化構想に盛り上がる。

北の北海道と南の九州と関東エリアでクリエイテイブな仕事おこし=デイセント・ワークが始まるぞ。

 

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理事長の独り言)やまぼうしの実が完熟

やまぼうしの風の丘農園や市内の街路樹に植えられている やまぼうしの実が完熟しました。

滋養強壮・健康増進といった作用があるようで元気が無い時に食べると良さそうです。またアントシアニンが含まれているので、目の疲れにも良いとのこと。 今年はカフェメニューに取り入れられそうです。お楽しみに。

ヤマボウシの実の食べ方を紹介します。

お試しください、なかなかの美味です。アケビ・マンゴーににています。

 

ヤマボウシの食べ方は、4つあります。

1つはそのまま生で食べる方法、2つは乾燥させて食べる方法、3つはジャムにして食べる方法、4つ目はお酒にする方法です。ブルーベリーと同じくらい使用用途が広く食用に向いています。

1.ヤマボウシの実を使ったジャムの作り方

ヤマボウシが熟して落ちた実や、熟したものを収穫した実を準備します。まずは、ヤマボウシを水に入れて手でしっかりと洗い、皮のつぶつぶ部分を取り除きます。次に、軽く手で潰して、上から砂糖をまぶしながら混ぜ合わせ、約30分?1時間ほど置いておきます。次に、鍋に果実を入れて中火で温め、沸騰したら火を止めて粗目のザルで果肉をこします。何回かこした後に、細かい目のザルに変えて果肉をこして、再び中火にかけます。木べらなどで焦げ付かないように底や鍋肌をなぞりましょう。底をなぞった際に一瞬鍋底が見えるくらいのとろみ具合になったら、レモン汁を加えれば完成です。

ヤマボウシの実 600g 

砂糖 200g

レモン汁 大さじ1杯(15g)

 

2.ヤマボウシの実を使った果実酒の作り方

収穫した果実のヘタを取り、しっかりと水洗いをして汚れを落とします。キッチンペーパーなどで水気を取り、果実酒用の容器に入れます。ホワイトリカー、氷砂糖、レモンを加え2?3ヶ月間浸け置きします。2?3ヶ月後に果実を取り出してさらに半年?1年間熟成させれば完成です。水洗いの際に、実を潰さず丁寧につぶつぶを落としておくと、漬け込み中の見た目が良くなりますよ。

ホワイトリカー 実の3倍の量

氷砂糖 ホワイトリカー1Lに対して100g

 レモン 1/4個

 

3.ヤマボウシの実を食べてみよう

ヤマボウシの実は、生でも調理しても美味しくなります。花や紅葉の美しさだけではなく、果実の味覚も楽しめると一石二鳥でヤマボウシを堪能することができます。

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障害者就労支援現場の苦悶を受け止めて!

 

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本日、厚労省職業安定局(地域就労支援室室長補佐、雇用指導係長、障害者雇用専門官)の日野市障害者生活就労支援センターの視察があり、意見交換の機会を持つことが出来た。

視察目的は就労支援現場の取り組み、とりわけ発達障害者支援についてであった。

視察には東京労働局(職業対策課長、障害者雇用対策係長、地方障害者雇用担当官)とハローワーク八王子(業務部長、雇用指導官)も同行された。

当方のプレゼンは、「くらしごと」副所長の大庭百合子から「障害者雇用の現況と課題」について日野市の支援現場の課題と課題解決に向けた取り組み、発達障害者の支援事例レポートの資料説明。

次いで所長の私から、日野市オリジナルの取り組みである「日野市障害者就業支援連絡会」(日野市、日野市商工会、日野社協、八王子ハローワーク、日野ワークワーク、七生特別支援学校、事務局くらしごと)の活動報告。連絡会は隔月開催し、年1回セミナ―を開催しているが第8回の今年は「日野市での発達障害者等の方への多機関連携による就労支援システムの構築?学校から社会へ、福祉から企業へ」をテーマに開催した。

シンポでは「日野発達障害を考える会スキッパー(親の会)の取り組み」「日野市発達・教育支援センタ―・エールの活動」「七生特別支援学校の発達障害児の進路」「明星大学学生サポートセンターの大学における発達障害の支援の在り方」「くらしごとの登録者状況と発達障害者の就労支援」の発題を受けて課題の共有化と連携のポイントを探ってきた。

こうした取り組みは、日野市障害者計画の重点課題として取り組まれてきた。計画の基本理念では、障害者が保護と支援の対象者から、生活の軸となる仕事を持ち、地域の中での社会的役割を果たす担い手になることで「共に生きる地域社会」の実現を図ることを掲げてきている。さらに、生涯にわたる切れ目のない支援に取り組むこと、暮らしの中で包み込む、多様な働き方を支える仕組みづくりを重点課題としてきたことをセミナ―資料集と障害者プランの概要版を下にプレゼンした。

私は第1期の障害者計画の策定委員長を務めさせていただいた。1980年の国際障害者年で打ち出された「障害者の完全参加と平等」の理念は依然としてスローガンの域を出ず、「障害者を排除し、差別する地域社会の実態」が温存されてきている中で、「人間的に誇りをもって仕事する機会」を得ることは、「障害者が一人の市民として復権する」ことだと主張してきたが、本日のプレゼンで単なる就労支援の方策をめぐる論議に終始しなかったとすれば幸いである。

その後、センターで活動している「共同受注・共同生産・共同販売」の「ひのわーくわーく」の店舗視察。

残りの時間で、就労支援センターでの当面する重点課題についての意見表明を行う。

「新規相談のうち、精神疾患または軽度発達障害の方が8割を占め、新たな就労支援システムの構築が急務となっている」「発達障害の方のうち精神の手帳所持者が半数以上で、軽度発達障害に対する周囲の理解、自己の障害受容、就労訓練、職場の理解を得るための一体的な支援体制が求められていることを提起。こうした課題に対しての社会資源として、企業就労と福祉就労の間の格差を埋める「第三の就労の場」としての就労継続支援A型(雇用型)への期待が高まっている。

日野市周辺でもA型が近年急増してきたが様々な問題が指摘され、国の短時間労働の給付制限制限の見直しが行われてきた。

しかし、いわゆる「悪しきA型事業所」への監督機能の強化は必要であるが、本来充実すべき支援策が切り捨てられている動きは早急に見直してもらう必要があると考えている。

日野市では,A型事業所がなかったが、やまぼうしの多機能型事業所に本年10月からA型事業所「デイセントワーク平山台」を併設することに踏み切ったところである。

現在、開設準備に追われているところだが、改めて事業立ち上げの厳しさを痛感させられている。

まず第1に、給付金目当ての事業所への対応として、短時間労働への給付減額が持ち込まれたが、精神や発達障害の人が短時間労働からはじめて段階的にフル稼働へステップアップしていく道を閉ざさないで欲しい。

第2にA型は労働契約と福祉契約を2重に行うことになり、B型より複雑・高度な支援と事務処理が求められているが、B型には認められている目標工賃達成加算や目標工賃達成指導員加算に対応する加算がなく、事業経営と人材配置が一段と厳しくなる。

「目標賃金達成加算」や「目標賃金達成指導員加算」等の上乗せ措置が必要ではないか。

第3に「最低賃金適応除外」の取り扱いが厳しいが、安易な適応除外へのチェックは認めるが、そのことでA型で働くことを希望する方を入口で排除せざるを得ないようにならない運用が求められている。

最後に、国の現行の施策には、B型の工賃アップの目標管理は重点課題とされているが、B型事業所からA型事業所への移行支援策は想定されていない。B型からA型へ移行することを希望する方や支援する事業所には、一定の経過期間を設けるなどの措置を検討して欲しい。

以上のような課題提起に対して、厚労省の担当官からは「給付については直接の担当セクションではないが指摘された問題は理解できる」との意外と好意的な反応が示されホットした。質疑では、生活困窮者自立支援法の施行に伴っての新たな相談支援ニーズへの対応や発達障害独自の支援体制の構築も話題になった。

いずれにしても、持続可能な「第3の就労の場」の創造に向けた国・都道府県・ハロ―ワークと各就労支援機関の連携の強化と継続した意見交換の必要性を互いに確認しあい、次への期待を抱くことが出来た。昼食は豊田駅南口に移動され、やまぼうしの就労移行支援事業所「れんげ」の視察とランチを味わっていただいた。

 

 

「地域の障害者と大学生が一緒に作り上げてきたカフェ」

TBSラジオで放送されました。
崎山さん ありがとうございました。

放送日:2015年05月30日
担当:崎山敏也

崎山記者が取材したのは東京・日野市の「明星大学」のキャンパスにあるカフェ「スター・ショップス」です。5年ほど前にオープンした「スター・ショップス」は地域の障害者と学生が一緒になって運営しているのが特徴です。
大学が場所を提供し、運営の主体は障害者の就労支援などをしている日野市のNPO法人「やまぼうし」。元々は明星大学の2人の学生から、「学食とは違った感じの、ゆっくりできるカフェがほしい」「学生同士の交流の場にして、キャンパスに賑わいを」という提案が出されたのがきっかけで、いろいろ検討した結果、「やまぼうし」が障害者の就労支援の事業所としてオープンさせて、発達障害など様々な障害がある人が働く場所にし、提案した学生たちが運営に協力することになりました。
しかし、最初の学生たちはほどなく、卒業していったので、「スター・ショップス・サポーターズ」というサークルを作って、仲間を増やし、先輩の志を引き継ぐことになったんです。
「スター・ショップス・サポーターズ」の代表、3年生の菊池みなみさんは「サークルでは毎年、夏休み子ども科学体験教室をやっていて、ピザ作りや遊びを通して、科学体験をして学んで帰ってもらうというイベントです。そのイベントが毎年、人気がありまして、今年もまた来たよ、と言ってもらえると、すごくうれしいです」と話します。副代表で3年生の林祥平さんはサークルに入った理由について「自分で考えた企画を実行してみたかったというのが大きいです。キャンパスの果てにあって、このカフェをいかに大きくするのか、というのがやりがいがあって、楽しかったです」と話します。
学生はただお店を手伝うだけでなく、夏休みや学園祭の時など、カフェを盛り上げ、知ってもらうためのイベントを主体となって行うんです。大学で「いままでと違ったことを何かやりたい」という学生がこのサークルはけっこう参加しているようです。
  ふだんは、お昼のランチの時間が混むので、学生は「赤いベレー帽」をかぶって、「やまぼうし」のスタッフと一緒にレジや接客を手伝います。メニューはカレーにピザ、様々な揚げ物をはさんだバーガー、飲み物はコーヒーに紅茶、ソフトクリームにパフェと大体200?300円前後の手ごろな値段で、セルフサービスのカフェです。
お昼になると次々にお客さんがやってきます。オープン直後から働いているという「やまぼうし」のスタッフ、国府諒さんに話を聞くと、「揚げ物担当です。チキンカツのカレーが評判です。揚げ物が大変ですね。チキン南蛮とかから揚げとか。やっぱり難しいのはから揚げ。粉の調整が」と話します。いまは、揚げ物を一手に引き受けているのが国府さんなんです。
「やまぼうし」の話では、高次脳機能障害のある人もよいリハビリになったそうですし、サポーターズの学生さんは、「障害あるなし関係なく、自分が得意なところで、みんなそれぞれ仕事をしているという感じで、教わることも多いです」と話していました。
授業の一環として、カフェが使われることもあります。国際コミュニケーション学科の学生が企画して、アフリカ文化を伝えようと、アフリカ風の特別メニューを期間限定で出し、学生がアフリカの魅力について説明するイベントを開きました。
明星大学で学んでいることを学内や地域に広めたり、学んでいることを実践したりする場にもなっているんです。
サポーターズのメンバー、2年生の二宮佳穂さんは、「自分は学部も教育なので、もともと子どもと関わる仕事をするのが夢だったんです。それをこのサークルで、実際に、ピザ作りを一緒にやったりだとか、いろんな子供たちのかかわりを学べるということで、ここに入りました」と話します。また、4年生の前田亮佑さんは「カフェが目指しているところに、地域の人にもっとたくさん利用してもらうというのがある。現段階でも、近くに団地があるんですが、おじいちゃんおばあちゃんたちが食べに来てくれます」と話します。
NPO法人「やまぼうし」の理事長、伊藤勲さんはオープンからの5年間を振り返って、「大学の中に障害者の働く場が作れて、かつ、大学とも学生とも地域ともつながっていく。こういうのは全国的に見てもあまり継続しているのはなかった。今のところ、売り上げも事業も順調だし、学生たちの世代交代の危機も乗り越えて、波及効果も、予想した以上の効果が生み出されたな、と評価しています」と話していました。
今年度も新入生が入部して、現在30人ぐらいで活動しているそうです。明星大学のオープンキャンパスでも、見学者が学内を見て回るコースに「スター・ショップス」が組み込まれたりしているそうです。大学が、学生にとっても、そして地域にとっても魅力的な場になる、一つの面白い試みだなと崎山記者は思いました。
関連情報・お問い合わせ先
NPO法人「やまぼうし」
http://yamabousi.org/ 
Star Shops Supporters
https://www.facebook.com/StarShopsSupporters?ref=stream
第8回日野市障害者就業支援セミナー 開催 (2月20日)

障害のある市民へのネットワークによる支援ー学校から社会へ、福祉から企業へー

日野市商工会会長の開会の挨拶。大坪日野市長が来賓代表として挨拶。大坪市長は元健康福祉部長であり社会福祉士でもある。挨拶の中で、くらしごとへの高い評価とともに、日野独自の重層的なネットワーク型支援体制構築の重要性を強調された。メインのシンポは「発達障害をめぐる切れ目のない支援にどう取り組むか」をテーマに、発達障害を考える会(親の会母体)・「日野市立発達・教育支援センターエール」・七生特別支援学校・明星大学生支援センター・くらしごとから発題。
 休憩をはさんで、会場からの多くの複眼的な質疑意見も受けとめ、日野社協の浜野さんの軽妙なさばきで進行。会場に参席されていた当事者のみなさんの食い入るように聴き入る姿が印象に残った。「暮らしの中で包み込む支援」も新たなステージに入る。

日野市障害者生活・就労支援センターくらしごと所長 伊藤 勲


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あなたの『やる気』でまちが元気に!

主催 ひの市民活動団体連絡会&Hiknowプロジェクト
後援 日野市社会福祉協議会

「市民団体とあなたの出会いの場」と題しての第1回まち活

半年余りの準備期間を経ての開催。
この間の準備期間に団体間の相互交流が地道に積み上がってきたことが大きな収穫。
やまぼうしふれあいの森のメンバーも日頃、連絡会の事務局補助や各団体から依頼の仕事を引き受けている。就労継続B型の新たな作業分野の開拓だ。まちおこしは仕事起こしだ!

【 ふれあいの森 西畑ありさ さんのコメントです。】
「ふれあいの森、メンバー+アルファで第1回「まち活」に参加しました。参加だけじゃなく随分前から利用者の皆さんも一緒に準備の仕事に携わってきました。
今日は団体発表の時に、どんなボランティアさんに来て欲しいですか?と問いかけたら「私はクラシック音楽が好きなので、音楽の話しができるような人に来て欲しいです」「明るい方が来て欲しいです」「自分はパソコンが得意なので一緒にパソコンできる人がいい」などと自分たち自身のニーズを答えてくれました。
これからも出来る限り障害のある人が自然に地域とつながる機会を提供していきます」

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第3回認定NPO法人やまぼうし研修会開催

第3回 認定NPO法人やまぼうし研修会開催
2015年2月7日(土) 午後1時?5時
於 日野市民活動支援センター会議室
 
 認定NP0取得を機に、法人の全体研修を強化することとし、今年度3回目の研修会にスタッフの約半数の43名が参加。赤平節全開の講演の後、参加者全員の自己紹介と一言コメント。日頃顔を合わせる機会の少ない事業所間の交流を深めることができた。

研修会テーマ 「障害者の地域生活支援で問われていること」

課題提起
やまぼうしの権利擁護について

「やまぼうしの権利擁護の基本方針」の意義と 「利用契約をめぐる問題」を中心にに
 やまぼうし理事長 伊藤勲
1.やまぼうしの権利擁護の基本方針と課題
  ・やまぼうしの原点は、府中療育センターでの障害当事者の告発
  ・府中療育センターに当時存在した様々な生活制限と人権侵害
  ・府中療育センター在所生有志グループの42項目要求
2.里山耕房くらさわの虐待防止研修の実施内容
  ・障害者虐待防止法と障害者虐待の定義
  ・虐待判断のポイント
  ・障害者虐待の例(身体的・性的・心理的虐待・放棄と放置、経済的虐待)
  ・虐待の発生・通報の件数
3.やまぼうしの虐待防止に関する諸規程
  ・利用者の権利擁護規程 ・職員倫理規程 ・職員倫理規程に基づく行動指針
  ・虐待防止対応規程  ・「虐待防止に係るチェックリスト」
4.障害者総合支援法下で生じている権利侵害をめぐる問題
  ・八王子のグループホーム利用者の地位保全仮処分申し立て事件
  ・伊藤理事長の陳述書

講演
  援助困難な人への支援の実際と展望
      全国地域生活定着支援センター協議会 理事 赤平 守氏
  参考資料
  罪を犯した障害者の背景にあるもの―生きにくい社会での生き直しの支援

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コスタリカに学ぶ?こどもたちに残す未来づくり
さいたま市産業市民センター(2月1日)

環境と平和のNPO法人ネットワーク『地球村』高木義之氏の講演は衝撃的なものだった。高木さんは、冒頭友人の後藤さんが殺害されたことへのこられきれない悔しさを涙ながらに語られた、明日は自分かもと。彼は、1949年に平和憲法を制定し、軍隊を廃止した国コスタリカが日本と真逆の政治を創り上げていることから学ぼうと呼びかける。人口493万人で九州の1.5倍の面積の小さな国の大きな「実験」は確かなものとして「国」の在り方を鮮明に指し示しているようだ。「兵士の数だけ教師を」実現、医療費は無料だが国立こども病院は先進国水準の医療を医師60名、職員200名、ボランテア2000名で支えられている。刑罰主義を根本的に転換した刑務所の農あるくらしも魅力的で、私も「体験入所」してみたくなった。4権分立(司法、立法、行政+選挙最高裁)で憲法違反には誰もが最高裁に提訴できる。違憲立法審査権を放棄した国との歴然たる違いだ。大統領、国会議員は1期4年で再選禁止。女性議員が4割のクオーター制。「話し合うこと」「違いを認め合うこと」「歩み寄ること」を「平和3原則」とし、「永世非武装中立・平和主義」による世界の紛争への積極的介入。環境を重視し、国土の25%を国立公園、自然公園に指定。電力の91%が自然エネルギ―で、エコツーリズムによる年間220万人の観光客が外貨収入の2割。まだまだある。
講演会後の交流会では、高木さんをはじめ、各地で日々の暮らしの見直しを実践されている魅力あふれる個性的な方々と懇親を深めることができた。この日を準備されたささきさとみさんに感謝!感謝。

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グループホームの現状と課題そして可能性を考える。1月31日。

八王子市障害者団体連絡会主催学習会 
第1部は、八王子市内障害者ケアホーム実態調査報告。市内68ケアホームのアンケート実態と3か所の聞き取り調査は、八王子のみならず東京のケアホームの直面している課題を適切に反映したものだ。この調査を企画し、分析された芝敏子さん、大須賀裕子さん、高橋義人さんが登壇。いずれもこの30年間 施設改革と地域生活移行に全力投入してきた同志的仲間だ。第2部は、「行動障害のある人」「医療的ケアの必要なひと」「重複障害のある人」の支援を先進的に取り組まれている3人からの現場報告。若手のたくましいリーダーの力みのない語り口はなかなかのもの。久しぶりの再会となった高橋義人さん、司会の土井さんも交えて老壮青の3世代飲み会は「岡本太郎論」「見田宗介論」も飛び出し、互いに怪気炎を上げた。

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病棟から出て 地域で暮らしたい!

地域で暮らすための勉強会?精神科病棟転換型居住系施設を考える東京集会?

1月29日、精神科病床が世界一多い八王子市のいちょうホールで開催された。会場に駆けつけると、丁度都議の山内玲子さんがこの問題に関しての都議会での追及をリレートークで報告されていた。地元地域での障害者支援事業所と交流の積み重ねを踏まえた報告だった。集会の基調報告1は全国精神障害者地域生活支援協議会代表の伊澤雄一氏から、日本の精神科(入院)の実態として、世界中の精神科病床は162万人だが、日本は33万床で20%超、世界の精神科入院者の5人に一人は日本人。精神科入院の4割強が強制入院、約20万人が1年超入院者、年間2万人が死亡退院である実態が報告された。基調報告2は杏林大教授の長谷川利夫氏からで「精神科病棟転換型居住系施設の問題の本質はどこにあるのか」として、「病棟転換型居住系施設」は今ある精神科病院の病棟を住いに変え、そこにいる人たちを退院したことにしてしまう。2013年6月改正の「精神保健福祉法」により「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針」を策定することになり、厚労省内に検討会が設置された。その中で、病棟転換型居住系施設の導入が浮上してきた。その後推進派と反対派の意見対立を押し切り、「病院資源をグループホームとして活用することを可能とするために、障害者権利条約に基づく権利擁護の観点も踏まえ、一定の条件付けを行った上で、病床削減を行った場合に敷地内の設置を認める」との「取りまとめ」文書が出された。これは、明らかに、医療の供給側に偏り、障害当事者の「病院敷地内だと退院したくない」という声を無視したものであったとする報告がなされていた。

 やまぼうしは、この間施設からの地域生活移行の場づくりに取り組んできたが、現在大きな壁に直面している。それはグループホームでの支援スタッフの確保が急速に困難になってきていることに加え、物件確保も厳しさが増してきているからである。空き家やアパート等の物件はいくらでもあるが、利用者の安全確保のための消防法・建築基準法・耐震強度設計・バリアフリー等の条件のクリアが事業所指定の要件として年々規制強化されているからである。階段があっても支援があれば移動の権利は確保できる。 障害者は、多少の不安や不便があっても社会的に生きる権利を求めているのであり、施設や病院と同質の安全管理の名のもとでの生活管理から脱却したいと願っているのだ。しかし、障害者総合支援法の元で、グループホームの「ミニ施設化」が強化され、行政監査でも不正防止や権利擁護のためとする形で、管理事務量の増大が強いられ、現場は疲弊してきている。         
 集会会場を出て、今日も来年度からの新たな事業拠点を開設するための不動産屋巡りを行う。規制条件をクリアできる物件探しは厳しいと実感。この間、廃校や普通の民家・商店を活用して地域での多様な生きる場・働く場に取り組んできたが前途多難である。夜は、法人理事会で、新たな暮らしの場づくりとして「シェアハウス」を課題にしようと提起したのだが、継続審議となる。認定NPO法人としての役割はなにかを改めて考えされた長い1日だった。「安心・安全」が一人歩きすると、一人一人のハラハラ・どきどきする暮らしを奪ってしまう。冒険すること、危険を冒すことは人として生きる権利であり、私自身、いい年になっても無謀なことあぶなかっしいことへの憧れは捨てられない。


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